第30回・伏見で始まった徳川家の江戸幕府、家康が成し遂げた天下泰平(1598〜1615)

天下を我がものにした豊臣秀吉は慶長3年(1598年)8月に伏見城で没した。しばらくは死んだことは隠され翌年に埋葬されることになる。

秀吉は死後の政治の運営を徳川家康・宇喜多秀家・上杉景勝・前田利家・毛利輝元の五人を五大老として、前田玄以・浅野長政・石田三成・増田長盛・長束正家を五奉行とし、当時5歳だった秀頼に仕えるように命じていました。

しかし、家康はこうした秀吉の意向を背く行動をするようになります。