京奈和自転車道の平城宮跡を走ってみる

京都府の嵐山から奈良県を抜け、和歌山県の和歌山港をつなぐ京奈和自転車道は、総延長180kmの距離を誇ります。
しかしながら京都府側は桂川と木津川河川敷を走るためほぼ迷いませんが、奈良側に入ると結構複雑だと言われます。
実際に主に奈良県の北部の区間を走ってみました。

京奈和自転車道

木津川から奈良市内へ

木津川ルートを最後まで行くのではなく途中から南下します。細い川沿いを行きますが、道路のペイントが途切れ途切れなのでやや分かりづらいかもしれません。

京奈和自転車道

幅の狭い橋を渡ったり…。

京奈和自転車道

道路を潜ったりします。道路のペイントが頼りなのでちょっとドキドキします。

京奈和自転車道

平城山駅の前の道を過ぎると再び細い道に入ります。道路のペイントよりも自転車道の標識が頼りになってきます。

京奈和自転車道

奈良県全域では「ならクル」の愛称が付けられている複数の自転車道が設定されており、英語と数字の組み合わせで明記されているルート標識が登場します。C-7はせんとの道ルートになりますが、途中で京奈和自転車道と離れ再び合流するようです。

平常坂上陵

この辺りはヒシアゲ古墳・コナベ古墳といった古墳群があり、皇族関係の陵が多数あります。

京奈和自転車道

分岐点では2種類の看板で表示されると判断に悩むかなぁ。

水上池

水上池沿いを回って平城京跡へと向かいます。

平常宮跡内に入る

京奈和自転車道 平常宮城内 案内板

平城京跡の公園は広大で案内図がありますが、公園内ではルートは確認しづらいかもしれません。。南下するのではなく西側へ向かうのが正しいです。

第一次大極殿院 南門

立ち寄った際に復元工事が行われている、第一次大極殿院の南門の足場がスライドして見れる様になっていました。平城京跡の公園内は他にも多数の史跡、資料施設があるので、また紹介したいと思っています。

京奈和自転車道

ルートに沿って公園内を西へ向かいます。

京奈和自転車道

歩道内に自転車道が敷設されています。

京奈和自転車道

秋篠川沿いを南下します。この川は奈良時代に平城京への物資運搬に作られた人口河川で、朱雀大路の西側を流れていました。

薬師寺案内板

ルート上には有名寺院があり、唐招提寺や薬師寺などに寄るのも良いかもしれません。

九条スポーツセンター

大和郡山市に入ると、ルート上にある九条スポーツセンターには富本銭出土地の案内があります。

京奈和自転車道

羅城門跡へ

ルートは東に向かいますが、途中で河川敷に入ります。

京奈和自転車道

秋篠川と合流する佐保川の河川敷を走ります。

羅城門橋

橋の名前を見ると「羅城門橋」とあります。

羅城門跡

この辺りが平城京の南端にあたる羅城門があった場所です。京奈和自転車道の奈良市は平城京跡をトレースするように設定されています。

自転車道はさらに南下しますが、今回はここまでとします。