第21回・法然と親鸞が唱える念仏信仰(1130〜1260年頃)

平安時代末期から鎌倉時代にかけて、源平合戦による政治の混乱、飢餓や大火といった庶民の生活の困窮もあり、末法思想も相まって国内は混沌していた。
宗教による救済を考え、新しい宗派が生まれ多数生まれた。
法然は浄土宗を開き「念仏を唱える」ことで誰もが救われると説いた。そして法然の弟子親鸞も専修念仏により「悪人正機説」を唱え浄土真宗となった。