探検気分が味わえる、京丹波町の質志鍾乳洞

京都府京丹波町には府内で唯一で入れる鍾乳洞、質志鍾乳洞(しずししょうにゅうどう)があります。コロナ禍でしばらく入れませんでしたが、再開したので入ってみました。

公園の中の鍾乳洞

質志鍾乳洞のある質志鍾乳洞公園は、京都丹波サイクルルートマップのコース上にはありませんが、京都丹波みずほICの入り口のある国道173号線上の旧質美小学校へのルートには行かず更に北上します。

公園はバーベキューやキャンプサイトなどの野外活動施設になっていて、園内は有料です。それらを利用しなくても鍾乳洞へ入る際は利用料を払います。

入り口は山の中腹にあるので登ります。ロードバイク系のビンディングシューズでは登山道や鍾乳洞内でも歩けないため、歩きやすいスニーカーは必要です。

入り口前の注意書き、入ってみると意味がよくわかります。

入り口に来ました。では入ってみましょう。

短いけれど雰囲気満点の鍾乳洞

鍾乳洞内は階段が施設されており、それを使っております。ここでも急だなぁと思いますが…。

夏場でも中はひんやりとしていて涼しいです。

更に奥に行くとこんな出っ張りが。

最深部へ行こうとすると、ほとんど梯子みたいな階段が現れます。滑りやすく段差も高いので要注意です。

最深部では何故か投げ銭が大量にあったりします。近くではコウモリも飛んでいましたので、小さいお子さんが怖がっていました。

名付けられた岩達。鍾乳自体は長くはありませんが、子供が入るにはやや身長がいると思います。

この鍾乳洞は昭和2年(1927年)に発見されました。海の底に珊瑚の死骸が蓄積し石灰岩となりました。この辺りが陸地になると長い年月をかけて雨水による侵食で溶かされ、鍾乳洞が出来ました。

走った後に鍾乳洞で暑さを冷ましてから、キャンプサイトでキャンプ飯で利用するのもいいですね。

自然を楽しめる京丹波町

鍾乳洞のある三ノ宮地域は静かな自然が感じられます。

他にも京丹波町には滝といった自然や古墳といった文化財もあります。交通量も比較的少ないので丹波自然運動公園を起点に回ってみてください。