大きくなるイモで新たな挑戦・精華の夢

京都府の南部に位置する精華町で新たな特産品が作られた。それが精華町で栽培されている「洛いも」を使ったいも焼酎「精華の夢」だ。

 いも焼酎のいもを思い浮かべるとサツマイモだろう。しかし「精華の夢」で使われるいもはサツマイモではない。

精華町の新たな特産品となる「洛いも」はダイショと呼ばれる山芋の一種。生育すると不思議な形になりとても大きくなる。栽培は夏頃から収穫時期は11月下旬となる。

擦り下ろしてみると強い粘り気のある、液体と固体と中間のような山芋特有の状態になる。

スプーンですくうと他の山芋よりも粘り気が強い。食べてもサツマイモのような甘みはない。これを焼酎にしようとする発想はまずは思い浮かばないだろう。

焼酎ができた経緯を、精華町洛いもグループの委員で販売や広報を務める井上和也さんにお話を伺った。

精華の夢の原料となる「洛いも」は、精華町と町内にある京都府立大学との連携事業として、精華町の特産品となるよう2013年から栽培されるようになった。
初年度は栽培に際してなかなか上手く生育せず腐ったりしたが、徐々に栽培できるようになった。とは言え、収穫時期になると3kgほどに大きくなりすぐに痛むため、販売に適した加工をする必要があった。その時に芋焼酎に出来ないかと思いつき、府立大学と相談して芋焼酎の本場である鹿児島にある鹿児島大学に協力をしてもうこにとなった。

洛いもを調査したところ芋焼酎に加工できることがわかり、2016年から奈良県の酒造会社に製造を依頼して、米麹も精華町産米を使った100%精華町産の焼酎が完成し翌年に販売となった。酒名である「精華の夢」は精華町内で公募の上で決定された。

精華町では従来はお土産として苺かそれを使ったジャムぐらいしかなかった。特産品として焼酎が出来た事は町にとっては画期的なことだった。

発売当初から白麹を使用したものと2年前から黒麹を使用したものを2種類販売している。白は芋焼酎らしくないスッキリとした飲み味でお酒が苦手な人でも飲みやすい味となっていて、黒は玄人向けに風味が強くなっている。

販売開始から年間1000本を生産している。販売は町内の酒店や量販店にネット販売、そしてふるさと納税で入手できる。今後は売れ行きによって生産量を増やすことも考えている。

精華町で洛いもからを作ることから始まったいも焼酎は、珍しい酒が好きな人には気になる一品になるだろう。この「精華の夢」には精華町の名が全国に知れ渡ることが込められている。

洛いも焼酎「精華の夢」白
720ml×白1本(箱なし)
2,000円(税抜き本体価格)

洛いも焼酎「精華の夢」黒
720ml×黒1本(箱なし)
2,500円(税抜き本体価格)
※送料別
※化粧箱は300円(税込)での取り扱いになります

精華町洛いもグループ(紺屋書店)
所在地:〒619-0241 京都府相楽郡精華町大字祝園小字二ノ坪9番地
電話番号:0774-94-5140
メールアドレス:info@lakuimo.sakura.ne.jp