2020年7月24日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 nabicycle 都名所図会で辿る江戸時代の京都 第18回・保元の乱で始まる武家の時代(1156〜1181年) 平家の隆盛は平清盛の才覚によるところが大きい。武家で貴族と同じように位に就き、太政大臣にまで上り詰め、一族を重要な位に就けた。太政大臣をすぐに辞任して出家、その後に福原(神戸市)で日栄貿易を行い経済を発展させた。清盛の出 […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 nabicycle 都名所図会で辿る江戸時代の京都 第17回・院政の始まりと源氏と平氏の争い(1086年〜) 平安時代末期から天皇が住む内裏は度々焼け、天皇が代わりに貴族の家に住むことを里内裏とよんだ。しかし、内裏が再建してもそのまま天皇は貴族の家に住む事が多く、内裏の機能は低下し始めた。これに伴って天皇の地位は大きく変わってく […]
2020年7月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 nabicycle 都名所図会で辿る江戸時代の京都 第16回・藤原氏による貴族社会の終焉(920〜1050年あたり) 平安時代を摂関政治で支配した藤原氏は、兼家・道長・頼道の3代が頂点といえる。特に道長は我が世の春を歌い、巨大な伽藍を作るほどの権力を持った。 西京 10世紀になる頃から、左右対称として作られた平安京は西の方が寂れ、東側が […]
2020年6月28日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 nabicycle 都名所図会で辿る江戸時代の京都 第15回・安倍晴明が居た平安時代(900〜1000年頃) 平安時代の中期は今でもなじみ深い人物や寺社の創建も多く、まとめて紹介する。 安倍晴明(921〜1005) 平安時代を代表する陰陽師。出生地にはいろいろな諸説がある。星や雲の動きで予見する天文暦学を極め、6代の天皇に仕えた […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 nabicycle 都名所図会で辿る江戸時代の京都 第14回・空也が広げる念仏(903〜972年) 延喜3年(903年)、空也は醍醐天皇の皇子として生まれたとされ、尾張国分寺で出家し空也を名乗り諸国を遍歴した。空也は奈良時代の僧、行基が行ったような道の整備や橋の架橋、井戸堀といった社会事業は、後に寺が広く寄付を募る勧進 […]